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2010年8月20日

残暑お見舞い申し上げます。

この度は、私どもNPO法人ヒマラヤ・アーカイブ・ジャパンのロゴマーク募集にご応募下さり誠に有り難うございました。2ヶ月弱の短い募集期間でしたが、200点以上の作品をご提出頂きました。この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。

厳正なる審査の結果、以下の方の作品を採用させて頂くことに決定致しました。

□ 合田さち男 様(岡山県岡山市)

【作者制作意図】

「HAJ」の文字を用いて、ヒマラヤ・人・平和・非暴力思想を表現したマークをデザインしました。また、中心には、ヒマラヤの自然・歴史・文化そして未来を見続ける目の図形を配しました。

【選考理由】

シンプルで力強く、作者が示した制作意図のみならず、以下の多様な要素が見て取れる。

●色と形に独創性がある。●汎用性が高い(グッズ、他の図、写真、文字との相性良い)。●各色がヒマラヤやHAJの全体像を表す:「オレンジ(暖色)」は他者への愛情や活発な行動力(⇨”非暴力”)/「水色」はヒマラヤの氷河より流れ出る水やヒマラヤの透明感/「緑」は豊かな森林地帯や”原始”/「赤」は情熱、EYE(=アーカイブ)及び日本を表す。●”ヒマラヤの智慧”の一つである仏教で言うところの「五大元素(地・水・火・風・空)」のそれぞれの色に対応。それらが重なり合うことで「調和」を表している。●ヒマラヤ諸国の国旗の色が盛り込まれている。

【総評】

応募総数219点、それぞれが個性豊かでユニークな力作揃いであった。しかし、ヒマラヤやHAJの活動より容易に連想される主として「山」にイメージが固定・限定されるなど、ダイナミックさや意味の広がりが今一つ感じられなかった。すなわち、「山」、「動物」、「フィルム・カメラ」など、ヒマラヤやHAJの活動の表層のイメージに捕われ、核心となる「ヒマラヤから人間、地球を考える」というHAJの思想・哲学(=ミッション)の領域にまで踏み込んでいないのだ。最もそれを感じさせたのが、合田氏の作品であった。