「地球の出」50周年 -「史上最も影響力のある環境写真」
December 24, 2018
Fifty years ago today, a photograph of Earth was taken by one of the crew members of Apollo 8. After that, many have been considering the Earthrise photograph to be “the most influential environmental photograph ever taken.” Since various environmental problems including global warming are getting more serious than ever, we’d better contemplate again the deep meaning of the photograph.
50年前の今日、一枚の地球の写真がアポロ8号の乗組員により撮影されました。その後、この『地球の出』は多くの人々より「史上最も影響力のある環境写真」と称されています。温暖化問題を含む様々な環境問題が深刻化する今、この写真の深い意味を改めて熟考したいものです。
“We’re very, very fortunate to live on this planet...That Earthrise photograph gave us all a sense that we live on a fragile planet, that we have limited resources, and we better learn to take care of it. “ - Colonel Frank Borman, Commander of Apollo 8
「地球に住むことができて私たちは実に幸運です・・・『地球の出』写真は全ての人々に深い思いを抱かせましたー壊れやすく限られた資源しかない惑星で生活している私たちは、この母なる星を大切に扱うことをしっかりと学ばねばならないと」- フランク・ボーマン(アポロ8号船長)
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Earthrise
「地球の出」
‘It was the only colourful thing in the Universe’
地球:漆黒の宇宙に浮かぶ宝石
Earthrise at 50:
The inspiration and sense of stewardship aroused by an iconic photo of Earth from the Moon is needed now more than ever.
「地球の出」から50年:
「一枚の象徴的な月からの地球の写真により人々に深く生じた”地球の世話役”としての自覚は、今、これまで以上に求められている」
Apollo 8’s Earthrise -The Shot Seen Round the World:
Half a century ago today, a photograph from the moon helped humans rediscover Earth.
アポロ8号の『地球の出』- 世界中で見られた写真:
「50年前の今日、月からの一枚の写真が地球に対する人類の見方を変えた」
APOLLO 8 EARTHRISE DAY 24 DECEMBER 1968
Earthrise (NASA)
『地球/母なる星―宇宙飛行士が見た地球の荘厳と宇宙の神秘』(大型写真集)
*本当に素晴らしい書籍です。30年程前に購入しましたが、未だに全く色褪せない内容。いや、環境問題をはじめとする多様な国際問題が複雑・深刻化する今だからこそ、その価値は一層増しているでしょう。既に絶版なのは残念ですが、古本で手に入ります。子供たちへのプレゼントとしても最適!是非、ご一読を。以下、カバー裏のアメリカ人宇宙飛行士の言葉及び書籍の中で紹介されている各国宇宙飛行士の言葉の一つです:
「これは頭だけで理解したことではない。これは違うぞ、という非常に深い本能的な思いが、腹の底から突然こみ上げてきたのだ。地球という青白い惑星がかなたに浮かぶのを目にし、それが太陽を回っていると考えたとき、その太陽が漆黒のビロードのような宇宙の遠景に沈むのを見守ったとき。知識として理解するのではなく、宇宙の流れやエネルギーや時間や空間には目的があることを肌で感じたとき。そしてそれが人間の知的理解を超えていると悟ったとき。そのとき不意に、それまでの経験や理性を超越した直感による理解が存在することに思い至った。この宇宙には、行きあたりばったりで秩序も目的もない分子集団の運動だけでは説明のつかない、なにかがあるように思われる。地球への帰還の途中、24万マイルの空間を通して星を見つめ、振り返って今向かいつつある母なる星、地球をながめたとき、宇宙には知性と愛情と調和があることを私は身をもって知ったのである」– エドガーミッチェル(アポロ14号乗組員)
「最初の一日か二日は、みんなが自分の国を指していた。三日め、四日めは、それぞれ自分の大陸を指さした。五日めには、私たちの念頭にはたった一つの地球しかなかった」 – スルタン・ビン・サルマン・アル=サウド(サウジアラビア)
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